支援級か通常級か悩んだ結果
みなさん
明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。
進路がどうなったかというと、この1年は悩みに悩み本人の意思により『通常級』に転籍することになりました。
今でも正直まだ悩んでいますが、ぼちゃまの心境とこの1年どういった行動をしたかお知らせします。
まず、6年生の1学期前半は、親子ともども中学は支援級に進学すると思っていました。
理由は本人が『支援級』希望ということでしたが、
中学1年の支援級在籍のお母さんから情報収集していると、支援級なのに支援されていないというありえない現状をききました。
どういうこと?ですよね?
①ベテランの先生たちが他校へ
②知識のある先生がいない+先生不足(体調不良により)
➂介助員が3人の内1人病欠…曜日によっては介助員がいない日も多々
④支援が必要な子も一人で授業へ行かされる(大人の人数が圧倒的に足りないという点と支援級の生徒を全員違う組にしたため大人を配置できていないというミス)
⑤交流級に行ったらその時間は、支援級の教室に戻れない
大まかに分けるとこんな感じでした(ノД`)・゜・。
この情報をもとに5月に中学校の見学会に行き、先生からの話だと、肢体不自由の生徒が今年度卒業のため、肢体不自由クラスが来年度からなくなるということで来年度は教員1人減ります。と先に言われてしまいました。
「来年新一年生が10人くらい入ってくると思うのですが、それでも先生の数が減ってしまうのですか?」と質問をしたところ「今現在ではそうなります」と返答。
「来年度入ってくる生徒の人数にもよりますが…先生の人数は減ります」との回答でした…
「まじかぁ…」
その解答を持ち帰り、家族とも本人とも、療育の先生や学校の先生と何回も進路を話しあいました。
1学期の最後のケース会議で学校の先生と話を進める中で、支援級でも通常級でも対応できるようにしていこうという話し合いになり、各時間、30分間クラスにいるという目標をたて(体調、精神的に辛かったら支援級に戻るは可能) 1学期最後2週間で5時間目まで交流することにしました。
2学期は、ぼっちゃまと先生とで話しあいながら交流時間を長くしていき(支援級の先生は付き添い)全交流できるようになり、中盤では、支援級の先生から6年の担任の先生が基本ぼっちゃまの様子見ていくに切り替えていくようにしました。支援級の先生は、他にも支援級の生徒がいたのでそちらについてもらい、ぼっちゃまは遠くから見守る体制にしてもらいました。その頃からぼっちゃまが『外でみんなと一緒にドッジボールを楽しむようになった!』とどの先生も「あの子が外で遊んでるんなんて!!」「ビックリです!!」と嬉しい報告をいただくようになりました。
『友だちがいなくて寂しい…学校に行ってもつまらない(;_:)』と言っていたぼっちゃまにお友だちができ、友だちの輪に入って過ごせていますと報告を受けました。
2学期の2回目のケース会議で先生(支援級・通常級の担任)から「ぼっちゃまの進路のことですが、通常級に進んでみませんか?とまさかの提案(;゚Д゚)!!
理由をきき、それを療育の先生と検討→療育の先生に学校訪問してもらいぼっちゃまの様子確認と先生と話しあっても貰い→また検討→家族と本人と話し合い→療育の先生と話し合い
不安が残っている自分がいるので中学校の支援級の担任と校長先生と支援センターの方とで面談をしてもらい、自分の今不安なこと、疑問だったことを話し合いの中できき、①~⑤の真相も聞いて、誤解もありましたが…今は、大人を確保したので落ち着いていますとの回答をもらいました。ただ、私の心にひっかかった言葉が、支援級の子は8割がた支援学校に進む子が多く、ここでは勉強をさせるというよりは、生きていく力を身に付けていきたいと思っていますという言葉でした。
また日を改め、ぼっちゃまを連れて中学校の授業風景を見学しに行きました。
ぼっちゃまは、「難しそう…」と言っていましたが、何回も話し合いを設け、本人の意思を確認しながら
『通常級』か『支援級』どっちがいいのかを聞いたら『通常級』でやってみるとの事。
4月に入学したときにとお友だちと一緒にいたい、一緒にやってみたいという気持ちを大事に今はしてみようと思いました。
ぼっちゃまには、もし、辛かったり、教室にいることが大変になってきたときは必ず言うこと!いつでも支援級に戻れることを伝えました。
私が、これから動くことは、引継ぎを先生がした後、中学校の先生と第一回目のケース会議を開いてどこまで、通常級で支援してもらえるかの確認と情報共有してもらえるか、もしもの時を考えておくこと。
不安大ですが、本人の意思を尊重してみたいと思います。
どうなるかドキドキですが、皆さんもきっと色々悩まれていると思います。お互い無理せず1つ1つ乗り越えていきましょう(*^^*)
投稿者プロフィール
- 2人のADHDの子を持つママが、当事者目線でお母さんの悩みや不安を一緒に話したり、心理学を用いたり、発達障がいの知識、現場からの経験を活かしてお母さんの心を軽くするヒントを一緒に見つけていきます。
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