グレー・発達障がいの子を持つママへ

自分のお腹に命を宿したその日から「お母さん」と呼ばれます。そして、まだ生まれていないのに「お母さんがしっかりしないと○○○○」というセリフを一度は経験されたと思います。

私たち女性は、子どもが生まれる前から「お母さんなんだから」「しっかり」「頑張らないと」などと言われ続け、我が子を出産します。そして誰にも子育てを習うこともなく、家という空間に入り、右も左も分からない状態で初めての子育てを１からスタートさせます。誰もが初心者ママで、どれが正解なのか、何が違うのかも分からず、「お母さんなんだから」「しっかり」「頑張らないと」という言葉の呪縛に苦しられていきます。

手探りで子育てをし続け、自分の子育てに不安を抱いている中で、ふと、自分の子が他の子と何かが違う・成長が遅れている・すぐにどっかへ行ってしまう・言葉が出てこない・座れない・ご飯を嫌がるなど何らかの違和感に気が付き始めます。そして、他人の子どもと比較してしまったり、身内から心無いことを言われたりして「自分の子育ての仕方が悪いんだ！」「上手く子育てができなくてごめんなさい」「ダメな母親なんだ」など自己嫌悪に陥ってしまい、自己肯定感がどんどん下がってしまいます。お母さんは、自分の胸の内に不安や悩みを知らず知らずのうちにため込んでいきます。そして、「何とかしないといけない」「私が頑張らないといけない」「私がしっかりしないと」などと我が子のために頑張りすぎ、心や気持ちに余裕がなくなってきてしまいます。そうなる前にどこかで心のデトックスが必要になるのです。

私たちが住んでいる地域には、子育ての悩みを話せる場所はあります。しかし、そういった場所で話をして、その悩みや不安は正直なくなりましたか？話すことで、その場は楽になったかもしれませんが、帰ってからや数日後何かモヤモヤし始めたということはなかったでしょうか？表面上だけ話していても根本的なところが残っているために、ずっと何かが引っかかって何かが残っている感じがしていません？しかし、そのモヤモヤは、いつ解消されるのでしょうか？不安やモヤモヤを抱きながらも子育ては続きます。私は、１つでもいいからお母さんから、不安を取り除いて笑顔で子どもと接してほしいと思っています。おかあさんのお悩みを１つ１つ整理して笑顔あるお母さんにしていきたい！『Mailani』はそのお手伝いをさせていただきたいと思っています。